2024年パリオリンピックで 日本は金メダル獲得数が世界第3位
表彰式では 日本国歌「君が代」がなん度も流れました。
神秘的でおだやかな曲調の「君が代」が流れた競技場では
「なにこれ!すごい感動する」
「僕が聴いてきた中で、一番美しい国歌だった。泣ける」
など 注目を集めSNSでも盛り上がったようです。
なぜこれほどまでに 注目を集めたのか。
それは 日本の国歌は外国にはない、ある特徴があるからです。
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フランスオリンピックで注目を集めた国歌「君が代」の雑学
をお伝えいたいたします☺️
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君が代の歌詞は、醍醐天皇の勅命により905年に奏上された
「古今和歌集」の中の祝賀歌でした。
君が代は 歌詞が短くたった32音からなっており
しかも1100年以上も前に詠まれた和歌がベースとなっています。
(歌は古すぎて 詠み人しらず)
日本は現存する世界最古の国ですから、こんな古い歌で国歌を作れてしまうという凄さ。
(エンペラーが生きていて その血が2000年以上辿れる国ですから)
君が代は祝賀歌であったため、「君」とは、君主、高貴な人を表す、君🟰天皇 と解釈されていました。が 和歌で言う「君」は「あなた」 という意味なんです。
また「キ・ミ」とは古事記に登場する神様を指しており、男女の性別を持って生まれた神様のことを言っています。
◯「キ」は男神イザナキノミコト
◯「ミ」は女神イザナミノミコト
この神様二人を足して、「キミ」🟰「君」であり、「男と女」という意味で
「君が代」は当時の和歌の解釈として 女性から男性へ(男性から女性へだったかも)
捧げられた「男女の愛の歌」
二人の神様むすばれて 生まれたのが「日本人」です。
◯「代」とは時代をこえる意味であり
◯「千代に八千代に」
お互いを愛し結ばれ、尊敬し合う時代が今後千年、八千年続きますように。
◯「さざれ石の巌となりて」
小さなたくさんの石が結束し、一つの巌となる。
男女が結ばれ生まれた子、親や親戚となる者たちが力を合わせ、団結・協力しひとつとなる。
◯「苔の」
苔は子孫繁栄を表し、男女が協力し、絆と信頼のもと長い年月をかけ育成する。
◯「むす」は三柱の神のうちの二柱、タカミムスビ、カミムスビのムスを指していて
創造の神様で、「むすこ・むすめ」も この神様から来ています。
◯「苔をむすまで」を漢字にすると「苔を生すまで」となり、こどもを養い育てるという意味になります。
外国では、国をたたえよう!一丸となって国を守ろう!と勇ましく、勝利を祝い 気をたかぶらせるようなものばかりで
アメリカの国歌は もともと軍人が酒の席で歌っていたものを国歌にしています。
ですが日本の国歌は 男女の愛と平和と繁栄を謳う「祝い歌」
このような歌を国歌としているのは 世界で日本だけです。
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君が代は
(男性と女性が共に支えているこの世は)
千代に八千代に
(千年も幾千年もの間)
さざれ石の
(小さな砂がさされ石のように)
厳となりて
(協力しあい やがて大きな盤石となって)
こけのむすまで
(苔が生じるほど長い間 栄えていきますように)
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こんな日本に生まれてよかったと 感じます。